主要設備の
紹介
粉砕設備
カッターミル
DAS-36
回転するローターに取り付けられたカッター刃とケーシングに取り付けられた固定刃により、エッジで挟み切る様にして破砕する装置です。
プラスチックの様な原料は衝撃力を受けても力を吸収したり 、 延びたりして細かくする事が困難ですが、カッターミルは主としてせん断力を利用しているので、この様な性状の原料でも破砕が可能です。粒度は、スクリーンと回転数で制御します。
- ソフトな原料の破砕ができます
回転刃と固定刃で鋏み切る粉砕機です。ソフトで破砕しにくい原料でも挟み切る様にして破砕が出来ます。 - 比較的粉の発生の少ない粗砕が可能です
回転数が低く、鋏み切る様に破砕しますので、粉の発生が比較的少ない粗砕物が得られます。 - 熱に弱い原料の粗砕に最適です
鋏み切る様に破砕しますので、熱の発生が少なく、樹脂や食品など熱に弱い原料の粗砕に適しています。

ボールミル/ポットミル
PBM-300/テスト機
本機は、ボール及び処理物質を充填したドラムを水平軸により回転させると、充填物はドラム回転と共に、ミル(ドラム)内で一定の高さまで持ち上げられ、やがてカスケート運動を起こし、この際落下するボールの強い衝撃によって処理物質が粉砕・分散されます。密閉型及びバッチ式の為、配合比率の変動がなく、粉砕・分散時間も任意に設定できますので、安定した製品が得られます。本機内部は全面アルミナタイル張りとなっており、機器内での金属摩耗による異物混入は非常に少ない物となっています。
- 使用ボール
弊社で使用しているボールは、φ30アルミナボールです。ボールサイズをさまざま大きさにする事により、粉砕確率を上げより粉砕精度を変更できます。

ジェットミル
200型試作機/400型生産機
ジェットミルは、円周上に配置したプッシャーノズルで原料を供給し、グランディングノズルから高速エアを噴出し粒子間衝突によって粉砕が行われ微粒子までにできる微粉砕機です。
粉砕機内部の旋回流の乱れを整流化させることで粗粉が少ないシャープな粒度分布を得ることができます。
ジェットミルは粉砕による温度上昇が比較的少ないため、温度に影響されるふっしつの粉砕にも適しております。
また、粉砕機の内部パーツがナイロン、ステンレス、セラミック、PET、PEEK材と5タイプあり、粉砕物の特性により使い分けることが可能です。

粉砕・分級設備
パルベライザー
ACM-10
ACMパルベライザは、分級機を内蔵した高速衝撃式高性能粉砕機です。
特殊形状のハンマにより効率よく粉砕、内蔵の分級機構により過粉砕する事なく目的粒度の製品を得ることができますので、非常に粉砕性能が高い設備です。
分級ロータの回転数変更で簡単に粒度調整が可能です。
幅広い原料の微粉砕に最適な設備です。
- 粉砕性能が高い
- 製品粒度の調整が容易である
- 幅広い製品粒度域の製品に対応可能である

ファインパル
FP37
ファインパルは、分級機構を内蔵した微粉砕機です。
シンプルな一軸構造でありながら、分級点の調整が可能な画期的な分級機構が内蔵されており、高性能な粉砕機構との組み合わせにより目的とする粒度製品を効率よく得ることができます。
原料は空気流により機内に送り込まれ、循環流により外周を通って分級ゾーンに到達します。
分級ゾーンでは、分級ロータの回転による遠心力とロータを通過する気流による向心力により分級作用を受け、分級点より細かい微粉は、気流に乗って集塵機へ送られ製品として捕集されます。
分級点より粗い粒子は、循環流により粉砕部に送り込まれ、高速で回転するブロック状ハンマと壁面のライナにより激しい衝撃を受け粉砕され、再度循環気流に乗って分級ゾーンへ送り込まれ分級作用を受けます。
この粉砕・分級が繰り返され、過粉砕を起こすことなく効果的な粉砕が行われます。

分級設備
ブロワシフタ
- 高精度分級
パス品にオン品の混入はありません。 - 超微粉末の分級が可能
微粉カットから数ミクロン微粉末まで、エアーブラシの効果により目詰まりが無く、ふるい分けができます。 - 全自動で連続運転が可能
操作は全自動で振動がなく、且つ密閉式なので粉が 大気に飛散しません。 - 湿式の分級や比重が軽く分級困難な粉も可能
静電気の起き易い粉や、水分・油分の含有率が30%までの紛体の分級も可能です。

振動フルイ機
KGO-500-2D・KGO-800-2DB
本機は基本的に、ふるい面を中心にして振動するもので、その振動は振動体の両軸端につけたウエイトにより発生するものです。上部ウエイトの回転は、ふるい面の中心に供給された物質を回転方向に移動させる役目をします。つまりこれらの振動が合成されて、ふるい面に特殊な三次元運動を起こすわけです。下部ウエイトの上部ウエイトに対する位相を変えることにより、振動の性質が変化し処理物の性状に適した運動を得る事ができます。
弊社取扱いの振動ふるい機KGシリーズは、市場のニーズにより早く確実に高精度ふるい選別ができる協力型振動ふるいきです。他シリーズに比べ、処理能力が2~4倍(メーカー比)のふるい性能を誇り、構造も強固になりました。
ふるい内部にはタッピングボールを網下ではなく、網上で弾ませることによって、原料をほぐし拡散させて、目詰まりを防ぎ、均一なふるい効果を得ることができます。
尚、KGOR-800-2DBには将来、超音波ユニットを導入予定であり、処理能力が2倍の期待があります。超音波を使用する事によりカセットアングル部より網に伝える為網を振動させ付着・目詰まり防止に効果絶大となります。よって、目詰まり防止に使用していたタッピングボールは不要になり、タッピングボールの摩耗による異物混入の危険性がなくなります。

混合・乾燥設備
ナウタミキサ
NXV-20
ナウタミキサ真空・耐圧型は、ナウタミキサの混合性能を生かし、減圧下で乾燥を行うバッチ式乾燥機です。高い混合性能により外部ジャケットからの熱伝達効率が良く、真空下で行われる為乾燥効率が高いです。また、製品の排出が容易であり他種の乾燥に有効です。
- 伝熱係数が大きい
- 所要動力が少なく、省エネである
- 構造的に空気の遮断が容易でリーク量が少なく、高効率の乾燥が可能
- 蒸気の導入で、乾燥温度を110℃まで可能
- 水洗浄が容易な為、他製品の混入が少ない

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